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＜ＡＳＴＩ＞（６８９９）
１Ｑ底に回復へ。黒字定着目指す。会社概況付
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| ２０１１年８月２３日 |
（会員サイトでは各社データベースにリンク）
データベースの見本はデータベース欄にあります
前１１年３月期に３年ぶり黒字回復を果たしたのに続き、今１２年３月期は続伸を予想している。しかし自動車業界各社を主力ユーザーに抱えるところから、今期の立ち上がり第１四半期（４〜６月）はサプライチェーン寸断の影響を受けて不振だった。
第１四半期は売上高が前年同期比２３％減の６２億２,３００万円にとどまる一方、利益面でも営業段階以下欠損となるなど不振で、当期利益は２億７,８００万円の欠損となった。これはサプライチェーンの影響でユーザーからの受注が一時的に停滞したのが大きい。ただ足元では既に震災前の受注水準に戻っており、利益面では第２四半期にほぼ収支トントンとなり、下期には黒字となり、通期では中間期までの欠損を埋めて黒字を確保するという予想となっている。
ちなみに今期予想は、９月中間が売上高１３６億円、経常利益は２億３,０００万円の欠損、当期利益は２億７,０００万円の欠損で、通期では順に３１０億円（対前期比２％増）、３億円の黒字（同倍増）、２億円の黒字（同５８％増）となっている。
ＡＳＴＩは、車載用電装品と家電・携帯電話・プリンタ用などの実装基板が主力。最近では次世代携帯電話用の実装基板も手がけ、伸びているが、同品は国内携帯電話メーカー向けとなっており、海外メーカーの次世代携帯電話向け実装基板は手がけていない。前期については電子制御ユニットや車載・船舶用ワイヤハーネスの販売が拡大、業績を牽引したとしている。
概況資料は下記。これは弊社で調査を進めている「エレクトロニクス業界企業年鑑（仮題）」からＡＳＴＩの資料を転載したもの。同資料集は電子部品、電子機器メーカーおよび電子部品商社など約１,５００社を対象に、弊社で１社ずつ調査してまとめているもの。Ｗｅｂ上で展開、製品ごとの抽出や、検索、逆引き検索なども可能なデータベースとなっている。
| Ｗｅｂ版「エレクトロニクス業界企業年鑑（仮題）」より |
| ＡＳＴＩ株式会社 |
| http://www.asti.co.jp/index.html |
| 本 社 |
〒432-8056 静岡県浜松市南区米津町2804 |
| Ｔ Ｅ Ｌ |
053-444-5111 |
| 工場所在地 |
国内：袋井工場（静岡県袋井市）、磐田工場（静岡県磐田市）、都田工場（浜松市北区）、浜松工場（浜松市南区）、関西工場（大阪府摂津市） 海外：インド、ベトナム、中国（杭州市、湖州市） |
| 代 表 者 |
小野塚賢平 |
| 従 業 員 |
連結3,417人、単独712人 |
| 業 績 |
2011年３月期売上高 30,376百万円 |
| 製 品 構
成 |
車載電装品62％（各種ＥＣＵ、エアコンパネル、コーナーセンサーユニット、車載用スイッチ・センサ、車載・船舶用ワイヤーハーネス）、ホームエレクトロニクス22％（洗濯機用電子制御基板、食器洗浄機用電子制御基板、衣類乾燥機用電子制御基板）、情報通信機器事業10％（携帯電話機用回路基板、プリンタ用電子制御基板）、その他６％（制御機器、産業用ロボットコントローラ） |
| 仕 入 先 |
オーエスエレクトロニクス、ＮＮＰ、浜松東亜電機、東京エレクトロンデバイス、富士通デバイス、リョーサン、大真空、加賀電子、ムラタエレクトロニクス、ルビコン、ニチコン、富士和電子、太陽誘電、タムラ製作所、グリーン電子、タイコエレクトロニクスジャパン、モリマツ、日本モレックス、住鉱テック、日本端子、アルプス電気、岡本無線電機、ヨコオ、ＤＸアンテナ、三菱電線工業、住友電装 |
| 販 売 先 |
スズキ、ヤマハ発動機、デンソー、ダイハツ工業、パナソニックシステムネットワークス、村田製作所、キヤノン、ヤマハ、ソニー、パナソニック、パナソニックエコシステムズ、小矢部、三洋電機、ホシザキ電機、ローランド、ノーリツエレクトロニクステクノロジー、草津電機、富士通ゼネラル、浜松ホトニクス、オムロン、オムロンフィールドエンジニアリング、ソニーマニュファクチュアリングシステムズ、パナソニック電工バス＆ライフ、静岡製機、アツミ電気、コスモ、オーム電機 |
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注）現在弊社で調査中のＷｅｂ版「エレクトロニクス業界企業年鑑（仮題）」
から同社資料の抜粋です。
同年鑑では仕入先や販売先、製品などからの逆引き検索も可能となります
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