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クリアリーフ総研は電機・エレクトロニクスの情報を毎日配信している業界専門のWeb情報サイトです。本稿「電子部品商社ランキング」は弊社の企業検索システム「エレサーチ」で毎年行っている企画です。「エレサーチ」の会員はPDF49ページ分の全体がすべてご覧になれます
 
特  集
 <電子部品商社ランキング・2018年版(抜粋)>
  第1章:上場専業大手のトップ10推移 
  第2章:電子部品商社売上ランキグ398社
   (売上高のほか増減率ランキングも。全体はエレサーチでご覧になれます)  
2018年2月
注)商社ランキングは毎年更新。2018年版は会員サイトで2018年2月に更新
非上場企業を含めた全398社商社のランキングは「エレサーチ」会員限定で更新

 会社概況検索システム「エレサーチ」の特集として、「電子部品商社ランキング2018年版」をまとめた。本稿ではその一部分のみを抜粋して掲載する。「電子部品商社ランキング」は、2012年から続けている国内電子部品商社の売上高ランキングと対前年比の増減率ランキング。

 専業度が高い上場電子部品商社について、15年3月期から18年3月期業績見込み(18年1月時点)までを集計、そのトップ10をまとめた。

 弊社では毎年、会社概況検索システム「エレサーチ」の特集として、「電子部品商社ランキング」をまとめており、本稿ではその一部分、第1章のみを抜粋して掲載する形となっている。

 エレサーチの特集である「電子部品商社ランキング」は、2012年から続けている国内電子部品商社の売上高ランキングと対前年比の増減率ランキング。内容としては、弊社で調査した会社概況検索システム「エレサーチ」に採録されている国内電機業界における上場・非上場企業採録1,812社の中から、電子部品商社577社を対象に、専業度が比較的高い398社について売上高をランキング、さらに連年で売上高が判明しているものについては増減率もランキングしている。 全体はPDFでA4版49ページのボリュームとなっている。


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 第1章:上場専業大手のトップ10推移


 17年3月期の実績までをまとめた過去3年間の上場電子部品・材料専業商社のトップ10の推移は下表の通り。

 マクニカが経営拡大を遂げるなか、富士エレクトロニクスと経営統合したこともあり、その統合会社のマクニカ富士エレ ホールディングスが16年3月期にトップに躍り出て以来、独走状態となっており、今期の18年3月期も首位を維持、2位以下との差を広げる見込みとなっている。

  逆に前年の15年3月期にトップだった黒田電気は2ケタ減収が続き、16年3月期には3位、17年3月期には4位となり、18年3月期はトップ10下位の7〜9位あたりにまで沈む。ただ実際には、黒田電気は投資ファンドのMBKパートナーズによる株式公開買い付け(TOB)を受け入れ、上場を廃止することが決まっており、今後は必然的に上場トップ10からは消えることになる。電子部品商社というよりは、生産機能も持つ電子材料商社の側面が強かったが、急上昇の後、一気に下降してファンドに呑み込まれた感は否めない。

 17年3月期実績で2位だったUKCホールディングスは、表中のように17年3月期は利益面では欠損だった。17年3月期だけでなく、16年3月期も欠損で、これは香港子会社において不適切会計が発覚したことが理由。17年3月期は、本来は5月下旬に決算発表されるタイミングだったが、この不適切会計集計の関係で7月末にずれ込み、さらに17年3月期発表と併せて16年3月期業績もさかのぼって修正している。

 上位ランキングの顔ぶれに大きな変化はないように見えるが、エクセルが台湾販売先の経営破綻からここ数年は圏外にいるなど、やはり顔ぶれの変化は起きている。


◇最近3年間の上場電子部品・材料専業商社売上高上位10社

 順 15年3月期 16年3月期 17年3月期
 1 黒田電気 マクニカ富士エレホールディングス マクニカ富士エレホールディングス
 2 マクニカ UKCホールディングス UKCホールディングス
 3 UKCホールディングス 黒田電気 丸文
 4 丸文 丸文 黒田電気
 5 加賀電子 加賀電子 加賀電子
 6 菱電商事 リョーサン 菱電商事
 7 エクセル 菱電商事 リョーサン
 8 リョーサン エレマテック エレマテック
 9 三信電気 三信電気 三信電気
 10 エレマテック トーメンデバイス トーメンデバイス


 17年3月期実績で2位だったUKCホールディングスは、表中のように17年3月期は利益面では欠損だった。17年3月期だけでなく、16年3月期も欠損で、これは香港子会社において不適切会計が発覚したことが理由。17年3月期は、本来は5月下旬に決算発表されるタイミングだったが、この不適切会計集計の関係で7月末にずれ込み、さらに17年3月期発表と併せて16年3月期業績もさかのぼって修正している。

 ちなみにそのUKCホールディングスは、かつて2016年10月には17年3月期実績で5位だった加賀電子と経営統合をいったん決めたが、その後社内文化の違いで白紙撤回するということもあった。

 UKCホールディングスと加賀電子が統合で最終合意に至らなかった理由はいくつかあると思うが、逆にいったんは経営統合をしようと思った背景としては、やはりスケールメリットの確保、そして突然の買収などを防ぐ意味での時価総額引き上げなど上場商社が抱える問題点が浮き彫りになった感はある。

◇18年3月期予想における上場電子部品商社売上高トップ10 

  ※18年3月期予想は18年1月末時点のもの。上段金額・百万円、下段増減率・%)

社  名 17年3月期実績 18年3月期予想 ※
売上高 経常利益 当期利益 売上高 経常利益 当期利益
マクニカ・富士エレホールディングス 398,503 9,635 6,534 470,000 13,400 9,000
-1.7 -5.3 -10.3 17.9 39.1 37.7
UKCホールディングス 273,752 -7,385 -8,688 300,000 5,100 3,400
-1.1 - - 9.6 - -
丸文 270,698 2,651 1,650 326,000 4,000 2,050
-3.2 -20.2 -8.8 20.4 50.9 24.2
黒田電気 229,571 6,953 4,844 160,000 5,600 3,600
-19.6 -9.9 25.2 -30.3 -19.5 -25.7
加賀電子 227,209 7,343 6,975 232,000 8,200 6,300
-7.4 -7.1 28.3 2.1 11.7 -9.7
菱電商事 219,225 2,442 1,388 227,500 3,700 2,500
-1.2 25.9 -24.8 3.8 51.5 80.1
リョーサン 218,003 4,833 3,367 240,000 5,700 4,100
-4.4 -13.6 -8.3 10.1 17.9 21.7
エレマテック 203,004 5,314 1,342 205,000 5,600 3,900
-6.4 -22.8 -73.4 1.0 5.4 190.5
三信電気 167,654 -952 -1,575 153,000 1,500 800
-15.8 - - -8.7 - -
トーメンデバイス 156,677 1,690 1,230 190,000 2,000 1,500
-17.3 -5.0 4.5 21.3 18.3 21.9



 第2章:電子部品商社売上ランキング398社


 第2章では、エレサーチで採録している電子部品商社のうち専業度が比較的高い398社の売上高ランキングをまとめている。

 〜以下省略、エレサーチでご覧になれます〜



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