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会員サイトには、電子部品商社のリョーサンおよび菱洋エレクトロの
過去の記事をまとめたデータベースがあります。 |
<リョーサン>(8140) |
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24年4月菱洋エレクトロと共同持株会社
持株会社が上場維持、両社は上場廃止
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2023年10月17日 |
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【売上構成】 |
2023年3月期 |
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デバイス88%、ソリューション12% |
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連 結 |
2019/3 |
2020/3 |
2021/3 |
2022/3 |
2023/3 |
2024/3
期初予想 |
売上高(百万円) |
249,688 |
227,297 |
219,884 |
272,647 |
325,657 |
270,000 |
経常利益(百万円) |
3,974 |
2,916 |
5,122 |
8,085 |
13,361 |
7,000 |
当期純利益(百万円) |
1,480 |
1,193 |
4,586 |
5,359 |
9,224 |
5,000 |
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純資産額(百万円) |
87,861 |
84,935 |
89,609 |
94,724 |
102,731 |
− |
総資産額(百万円) |
146,588 |
137,746 |
148,087 |
190,548 |
188,188 |
− |
株主資本率(%) |
59.9 |
61.7 |
60.5 |
49.7 |
54.6 |
− |
1株当たり
純資産額(円) |
3,750 |
3,625 |
3,824 |
4,043 |
4,383 |
− |
1株当たり
当期純利益(円) |
62 |
50 |
195 |
228 |
393 |
− |
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同じ電子部品商社の菱洋エレクトロとの経営統合のため、2024年4月1日付で共同持ち株会社を設立する。10月16日に開催された両社取締役会でそれぞれ決議された。両社は今年5月に経営統合に向けて協議することで基本合意、細部を詰めていた。
持ち株会社は社名が「リョーサン菱洋ホールディングス」で、リョーサンと菱洋エレクトロはそのこの持ち株会社の全額出資子会社となる。24年4月以降は持ち株会社が上場を維持、リョーサンと菱洋エレクトロは持ち株会社の事業子会社となり、上場を廃止する。それぞれの子会社はその傘下にそのまま置かれる。持ち株会社に対しての株主の株式移転は、リョーサン株式1株に対して持ち株会社1.32株、菱洋エレクトロは1株に対して1株が割り当てられる
持ち株会社の資本金は150億円で、代表取締役社長には菱洋エレクトロの中村守孝社長が、代表取締役副社長にはリョーサンの稲葉和彦社長がそれぞれ就任する。登記上の本店はリョーサンが本社を置く東京都千代田区東神田に、本社機能は菱洋エレクトロが本社を構える東京都中央区築地に置く。株式移転などについては12月19日の臨時株主総会での決議を経て実施され、リョーサンと菱洋エレクトロは24年3月28日付で上場廃止する見通し。
リョーサンと菱洋エレクトロは、ともに半導体など電子デバイスの販売を主力とする電子部品商社で、並行してソリューション事業も手がけるなど事業スキームが重なる。しかしユーザーや取り扱い商材などでは重複する部分が少なく、統合によるスケールメリットの拡大が見込まれる。
エレクトロニクス商社に求められる機能や役割が大きく変化しているなか、新型コロナウイルスの感染拡大、半導体不足による影響、地政学的リスクなど想定外の外的要因にも機敏に対応していくため、経営基盤を強化していく。両社は2022年春ごろからシナジーの可能性について協議を始めていた。
リョーサンの23年3月期売上高は前期比19.4%増の3,256億5,700万円、経常利益は同65.3%増133億6,100万円、当期利益は同72.1%増92億2,400万円だった。一方菱洋エレクトロは、直近の23年1月期業績が売上高1,299億1,200万円、経常利益44億7,700万円、当期利益は30億5,600万円だった。
統合後は持ち株会社ベースで29年3月期に売上高5,000億円、営業利益300億円を見込むとしている。
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