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<ダイワボウオーシャンテック>(非上場) |
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基板実装。事業閉鎖、解散 |
2015年1月28日 |
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本 社 |
島根県出雲市斐川町中洲1397−1 |
T E L |
0853−72−0110 |
資 本 金 |
5,000万円 |
代 表 者 |
久家 幸男氏 |
従 業 員 |
70人 |
業 種 |
基板実装、電子機器組立 |
業 積 |
14年3月期売上高 9億5,000万円 |
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基板実装および電子機器組立を行う。大和紡績の全額出資子会社。受注の低迷が続いており、採算も悪化、コスト削減などを重ねていたが、これ以上の事業継続は困難と判断、事業を閉鎖して15年3月末で解散することになった。親会社の大和紡績は、電機・エレクトロニクス関連では、高機能資材、ITインフラ、工作・自動機械事業などを抱えるが、基板実装および電子機器の組立はダイワボウオーシャンテックのみで手がけていたため、撤退となる。
ダイワボウオーシャンテックの社員70人については、グループ内での転籍を進めるが、異動が難しい社員などは退職となる。また島根県出雲市の本社工場はダイヤボウオーシャンテックのみで使用しており、遊休化することになる。ダイワボウオーシャンテックは、昨年3月にも益田工場(島根県益田市)を閉鎖、同工場は遊休化したままで、今後出雲工場と益田工場の活用法を詰めることになる。
ダイワボウオーシャンテックは、1970年に大洋化成として設立され、2010年に現社名に改称した。島根富士通、トータルテクノ、パナソニック・オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社などを販売先として抱え、基板実装を主力に、電子機器の完成組立や基板リピアも手がけていた。
完成組立については、ノートパソコン、車載オーディオ、カーナビゲーションシステム、携帯電話、メッセージボードなどが主力だった。しかしユーザーの海外生産移管などにより国内市場が縮小するなど近年は経営が悪化しており、赤字経営が続いていた。親会社の大和紡績としても採算のいい事業に経営資源を集約するため、ダイワボウオーシャンテックの事業閉鎖およびダイワボウグループとしても基板実装および電子機器組立から撤退することを決めた。
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