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<日立国際電気>(6756) |
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人員削減。半導体では新工場棟 |
2017年1月27日 |
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映像・通信ソリューションで早期退職優遇制度の適用により人員削減に踏み出す一方、半導体関連では建設を進めていた新工場棟が富山で完成、2017年1月の年明けから稼動開始した。経営環境が悪化している部門については絞り込み、受注が伸びている市場は強化する戦略となっている。
早期退職優遇制度については、40歳以上の映像・通信ソリューションセグメントと経営サポート部門に在籍する社員が対象で、募集人員は特に定めていない。募集期間は2月下旬から3月中旬で、退職日は原則的に3月末日。会社側では、募集人員について「2ケタ以上の社員を見込む」という言い方をしており、100人以上を想定している。
日立国際電気は、無線通信システム、放送システムなどが中身の映像・通信ソリューション事業と、半導体製造装置などが中身の成膜プロセスソリューション事業などを手がけている。このうち半導体関連の成膜ソリューションは引き合いが増えており、新工場も建設して拡大基調だが、映像・通信ソリューションは厳しい経営環境となっており、削減を行うという構図。
映像・通信ソリューション事業については、海外では中長期的に拡大が見込めるものの、国内は復興需要の収束による市場規模の縮小や移動体通信事業者の投資抑制から、厳しい経営環境が続いている。
新工場棟が完成したのは、半導体製造装置の生産拠点である富山事業所(富山県富山市)。新工場棟は、3階建て延べ床面積1万1,645平方メートルという規模で、今月から稼動開始したところ。新棟完成に伴い、既存棟から製造部門を移設しており、生産能力の強化とともに、既存棟では開発部門の増強も図った。
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