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<ルネサスエレクトロニクス>(6723) |
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一時帰休を実施。その背景と実態 |
2019年3月7日 |
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昨年秋からの景気減速による受注減を背景に、実質国内外全工場で最大2カ月間の一時帰休を実施、工場を停止して生産調整する。
実際には、今年は5月の連休(GW)が10日間に及ぶことも大きな実施理由のひとつ。半導体の前工程工場はいったんラインを止めると復旧に時間がかかるため、小刻みな生産停止にはロスが大きい。このため連休を機に、ひとまず国内前工程工場を1カ月間止めることにしたもの。さらに現状では受注の急回復も難しいことから、市場情勢にもよるが、お盆を挟んだ夏場にも1カ月程度生産を止める計画も並行して進めており、これで2カ月間の生産停止になるという内容。
さらに前工程ラインを5月の連休から1カ月間、さらに夏休みと絡めて1カ月間止めるのに合わせて、後工程工場は在庫と受注状況に応じて小刻みに生産を止めていく。
生産停止中、関連する従業員は一時帰休という形をとり、給与は原則的にそのまま支給されるが、残業およびみなし残業などがないため、部分的にはカットとなる。また会社としては、国に対して一時帰休実施に伴う補助金申請を行う予定。
一時的に生産休止とするのは、国内9工場と海外4工場。国内はまず前工程を担う那珂工場(茨城県ひたちなか市)、高崎工場(群馬県高崎市)、滋賀工場(滋賀県大津市)、西条工場(愛媛県西条市)、山口工場(山口県宇部市)、川尻工場(熊本県熊本市)の6工場を5月の連休から1カ月間生産停止する。その後、後工程の米沢工場(山形県米沢市)、大分工場(大分県中津市)、錦工場(熊本県錦町)の3工場も連休後と、その後も1〜2週間単位で止めていく。
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