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<ルネサスエレクトロニクス>(6723) 
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火災から再開の進捗
2021年4月13日
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 ルネサス セミコンダクタ マニュファクチュアリング那珂工場(茨城県ひたちなか市)の火災発生による操業停止からの復旧について、4月9日午後9時頃、火災があったN3棟クリーンルームの運転を再開した。クリーンルーム内部の床、床下、壁お よび天井上下の清掃に加え、天井に配置したエアフィルタの交換によりクリーンルーム全体の除染が完了したため、再開した。

 実際には、クリーンルームは再開したものの、装置の確保などではまだ不十分なものも少なくない。半導体市況の逼迫もあり、銅メッキ装置の確保などは難航しているとされるが、他の装置の代替などで再開を急ぐ考え。一方、代替装置による生産効率の低下およびフル生産へのスケジュールの影響などについては言及していない。

 全体生産再開のタイミングは、当初の目標どおり「火災発生から 1 か月以内を目指す」という姿勢を崩していない。火災発生は3月19日だったため、既に3週間余が経過することになるが「予定は変わっていない」とのみ改めて語った。

 ルネサスでは、3月末の時点で「火災から100日前後のタイミングで、火災前の製品出荷量の100%に達する見込み」としており、本格復旧には3カ月余を要する見通しを示している。今回も「達成するよう努めている」とだけコメントした。

 本格生産までの間の不足分については、弊社サイトでも既報のように、他社および自身の西条工場(愛媛県西条市)などでの代替生産によって「1カ月半分までは外部への代替生産は100%、内製では82%、2カ月に及ぶとそれぞれ90%、73%まで、生産にメドをつけた」ことになっている。

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