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<日本電波工業>(6779) |
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特集・マレーシアで日系企業の洪水被害
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洪水被害でマレーシア2工場が停止 |
2021年12月23日 |
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マレーシアでの大雨による洪水被害により、現地2工場の操業が止まっている。2工場はともにセランゴール州に位置しており、1工場は水晶振動子生産でグループの1割を担い、もうひとつの工場は水晶片でグループ2割の生産量を担っていた。生産再開のメドは立っていない。
昨日12月22日付特集欄でも既報のように、マレーシアには日系企業が多く進出している。現地では、既に雨はやみ水は引き始めているものの、これまでの大雨と洪水の影響で、住宅や工場に浸水があった地域もあり、さらに主要道路の一部は寸断されており、影響の長期化が懸念されている。
洪水被害を受けている日本電波工業のマレーシア2工場は、水晶振動子生産の全額出資子会社、Asian NDK Crystal SDN.BHD.
と、水晶片製造のNDK Quartz Malaysia SDN.BHDで、12月18日に浸水した。現在は工場の水が引き、復旧作業を進めているものの、多くの製造
ラインが浸水したため生産再開までには相応の時間を要する見込みとなっている。前者工場ではグループ全体の1割にあたる水晶振動子を、後者は2割にあたる水晶片を製造しており、日本電波工業では他工場での増産など代替生産を検討している。
日本電波工業は、20年3月期まで3期連続の赤字となっており、さらに20年3月期は最終で87億円という大幅赤字だったが、取り組んできた合理化効果の浸透などによって、21年3月期は4年ぶりに黒字を確保したばかりだった。受注としても5G市場の拡大に支えられて高付加価値製品の受注が堅調に推移しているなかでのマレーシアでの洪水被害となった。
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