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(半導体露光装置ASML日本法人の記事見本)


 
 
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企業動向記事
<エーエスエムエル・ジャパン>(非上場) 
売上高倍増から4割減
2024年6月24日
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本   社 東京都品川区北品川4−7−35
T E L 03−5793−1800 資 本 金 27億2,500万円
代 表 者 藤原 祥二郎氏 従 業 員 350人
業   種 半導体製造装置販売
業   績 23年12月期売上高 738億2,200万円
 露光装置の大手オランダASML社の日本法人。23年12月期の売上高はおよそ前年比4割減と急落した。22年12月期は大幅増だったが、その反動もあり、前期は逆に大幅減収だった。

 エーエスエムエル・ジャパンは、22年12月期売上高が前年比2.3倍増と極めて大きく伸びており、前期の23年12月期はその反動もあり同39.0%減738億2,200万円と一転して大幅に減少した。ただ急拡大前の21年12月期と比較すると、23年12月期は44.1%増となっており、高い成長線は維持している。

 前期の利益面では、売上高原価率が前年から5.6ポイント改善して91.7%となり、営業利益では前年比2.4倍増45億9,100万円となった。経常利益では、大幅な営業外費用の計上で、同11.3%減の19億300万円となり、純利益は同0.2%増とほぼ前年並みの14億6,100万円となっている。

 エーエスエムエル・ジャパンは、EUV露光装置を実用化したオランダASML社の日本法人。1992年に国内事業を開始し、2001年に設立された。日本国内ではキオクシア、ソニー、マイクロンなどを顧客とする。本社、事務所(広島県東広島市、熊本県益城町、長崎県諫早市、山形県鶴岡市、三重県四日市市、岩手県北上市)を抱える。

◇比較損益計算書(単位:百万円)

科  目 20年12月期 21年12月期 22年12月期 23年12月期
 売上高 56,190 51,201 120,962 73,822
  売上原価 53,452 48,259 117,712 67,709
 売上総利益 2,737 2,942 3,250 6,112
  販売費、一般管理費 1,122 1,167 1,389 1,521
 営業利益 1,615 1,774 1,861 4,591
  営業外収益 131 60 300 214
  営業外費用 39 53 16 2,901
 経常利益 1,707 1,782 2,144 1,903
  特別利益 18 11 47
  特別損失 42 0 0
 税引前当期純利益 1,707 1,757 2,155 1,951
  法人、住民、事業税 597 415 932 627
  法人税等調整額 -63 101 -235 -136
 当期純利益 1,174 1,240 1,458 1,461

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