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| ＜アドバンテスト＞（６８５７） |
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| ＡＩ牽引、売上高１．５倍、利益も３倍増 |
| ２０２５年１月３０日 |
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ユーザーの半導体投資が活発で、今２５年３月期予想をさらに上方修正した。今期に入って３度目の上方修正で、売上高は前期比５割増、利益も対前期比で３倍近くに達する見通しとなった。期初には売上高と当期利益はいずれも１ケタ増を予想していたが、さらに上昇基調が強まっている。
半導体市場が前年の調整局面から一転して回復傾向となっているのが大きい。自動車や産業機器関連などの半導体は依然として軟調に推移しているものの、ＡＩ（人工知能）用途でのデータセンタ向けのＨＰＣデバイスや高性能ＤＲＡＭなどAIの普及に関連する半導体需要が市場の伸びを牽引している。ＡＩ向けデバイスは高性能で、テスターも複雑性が高まっており、高精度装置の需要はさらに大きい。
今２５年３月期業績（ＩＦＲＳ）は、１〜３四半期累計（４〜１２月）の実績ベースでみても、売上高が前年同期比５６．１％増５,４７３億５,８００万円となり、税引前利益は同２．６倍増１,６３１億９,２００万円、当期利益は同２．６倍増１,２１２億１,０００万円となっている。
既に１〜３四半期累計時点で前期通期および今期期初の通期予想を大きく上回っており、改めて通期予想も上方修正した。最終的に売上高は対前期比で５２％増、利益はそれぞれ順に２．９倍増、２．７倍増に達する見通し。
◇２０２５年３月期（ＩＦＲＳ）業績予想修正
| 連結（百万円） |
売上高 |
税引前利益 |
当期利益 |
| 期初予想 |
５２５,０００ |
８９,０００ |
６７,０００ |
| 従来予想 |
６４０,０００ |
１６２,５００ |
１２２,０００ |
| 今回修正 |
７４０,０００ |
２２５,０００ |
１６７,５００ |
| （参考） |
| 前期実績 |
４８６,５０７ |
７８,１７０ |
６２,２９０ |
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