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<日本シイエムケイ>(6958) |
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業績悪化、今期欠損へ。子会社閉鎖など再編 |
2014年1月17日 |
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業績が悪化しており、今14年3月期は再び欠損に転落する見通しとなった。日本シイエムケイは、前13年3月期に5年ぶりに黒字回復を果たしたが、今期はまた欠損となる。こうしたなかで、プリント配線板のうち両面板および多層板を生産する連結対象子会社、山梨三光(山梨県韮崎市)を閉鎖、国内生産体制を再編することになった。
山梨三光は、もともと三光電機工業(08年9月民事再生)の子会社だったが、94年に日本シイエムケイが子会社化、自身の工場として運営していた。従業員131人を抱え、両面板・多層板などを生産、前13年3月期は売上高26億9600万円、利益は営業以下欠損で、営業利益は1億3500万円、経常利益は1億1700万円、最終では1億100万円のいずれも欠損だった。
海外競合先との価格競争激化などを背景に採算が悪化しており、国内生産体制の再編を行う。山梨三光は4月末までに閉鎖、同社で生産していた製品の生産は国内の他工場にシフト、従業員も配置転換する方向。伴って日本シイエムケイでは、18億円程度の事業再構築引当金および固定資産の減損費用が発生することになり、今14年3月期に特別損失としてこれを計上する。
今14年3月期の業績予想修正は表中の通り。期初には増収増益を予想していたが、受注の減少から前期比減収にとどまる見込みとなり、営業段階から欠損に転落、さらに前述特別損失の計上によって最終損失は38億円にまでふくらむ見通しとなった。
◇2014年3月期業績予想修正
連結(百万円) |
売上高 |
経常利益 |
当期利益 |
期初予想 |
76,000 |
1,500 |
1,000 |
今回修正 |
71,000 |
−1,700 |
−3,800 |
(参考) |
前期実績 |
72,677 |
567 |
712 |
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