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<日本シイエムケイ>(6958) 
16年3月期は80億円の最終損失へ
2015年11月9日
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 既報のように、受注低迷を背景に国内2工場の閉鎖と人員削減を決めているなか、こうした関連損失の計上もあり、今16年3月期の9月中間業績は最終で84億8,500万円の欠損転落となった。前年同期は7,100万円の黒字だった。伴って通期予想も下方修正しており、最終では80億円の欠損となる。

 今期通期では、期初には海外での自動車市場向けの大幅増を見込んでいたが、中国の景気減速やタイでの新車販売の低迷から売上高が従来予想を10億円下回る見通しとなった。また利益面では、9月中間で為替差損9億4,900万円を営業外損失として計上しているほか、やはり中間で固定資産の減損損失41億2,800万円、事業構造改革費用28億3,300万円をそれぞれ特別損失に計上、これらが響き前述のように最終で85億円弱の欠損となった。下期には合理化効果の浸透を見込むが、それでも9月中間の損失をカバーするまでには至らないとみて、通期で欠損に転落する見通しとなった。

 日本シイエムケイは、合理化効果の浸透で前15年3月期に黒字回復を果たしていたが、今期に入り再び業績が悪化しており、既報のように既に工場閉鎖と人員削減に踏み出すことを決めている。新たな再編策では、群馬県伊勢崎市の2工場の生産ラインを休止、並行して国内200人の人員削減を行うことになっている。生産ラインを休止するのは、群馬県伊勢崎市にある2工場、Gステイション工場とKIBANセンター工場。2016年9月末までをメドに、2工場の生産ラインを休止、同工場で担っていた製品製造は国内のほかの工場に移管する計画。

◇2016年3月期業績予想修正
連結(百万円) 売上高 経常利益 当期利益
従来予想 75,000 1,100 700
今回修正 74,000 −800 −8,000
(参考)
前期実績 73,730 1,513 1,178

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