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<ワイエイシイ>(6298) 
ミユキエレックスを買収、医療機器参入
2016年8月31日
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 各種電子応用装置の製造、販売などを手がけるミユキエレックス(本社名古屋市西区、代表者庄田登氏、資本金1億円)を買収、全株式を取得して完全傘下に収める。ミユキエレックスの買収により、ワイエイシイとしては医療機器事業に参入する。

 ミユキエレックスは、東洋紡グループの御幸毛織の全額出資子会社で、ワイエイシイは御幸毛織が保有しているミユキエレックスの全株式を、9月30日付で取得する。取得額は3億3,500万円。

 全額出資子会社化に伴い、ミユキエレックスは社名を「ワイエイシイエレックス」に改称、また本社も新たに兵庫県伊丹市に置く。ミユキエレックスの本社は、現在は御幸毛織の本社内に同居しているが、同グループを離れるため、ミユキエレックスが自身で運営する伊丹事業所内に移す形となる。

 ミユキエレックスは、電子機器、メディカル製品、メカトロ製品、電子部品を4本柱としている。具体的には、電子機器では液晶評価装置、バスボード、伝送ユニットなどを、メディカル製品では人工透析装置を、メカトロ製品では多機能プリンタを、電子部品ではコネクタのOEM生産などをそれぞれ手がける。ワイエイシイ傘下でもこれら事業はすべてそのまま継続する。

 ワイエイシイとは、液晶製造装置などで製品が隣接するものもありこうしたシナジーが見込めるが、ワイエイシイとして最も大きいのは、医療機器事業。医療機器市場にはかねて参入を目指しており、ミユキエレックスを傘下に収めることで、市場拡大が見込める医療機器市場への参入を果たす。

 ミユキエレックスは、2003年にボン電気とメイツー電子工業が合併して社名もこのときに改称、現体制となった。前16年3月期は売上高31億2,300万円、経常利益4,800万円、当期利益4,400万円。前期末時点の総資産は20億1,200万円、純資産は3億2,700万円だった。


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