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<京楽産業.>(非上場) |
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遊技機器。16年6月期大幅減収 |
2016年11月29日 |
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本 社 |
愛知県名古屋市天白区中砂町185 |
T E L |
0296−28−1331 |
資 本 金 |
4,500万円 |
代 表 者 |
榎本 善紀氏 |
従 業 員 |
300人 |
業 種 |
パチンコ、パチスロ遊技機開発・製造・販売 |
業 績 |
16年6月期売上高 339億6,400万円 |
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パチンコ・パチスロ機の開発・製造・販売を行う。16年6月期業績は前期比で7割近い大幅減収となり、利益面では欠損転落だった。今17年6月期には、期初の7月に京楽産業.としては初となる「ちょいパチ」機種「ちょいパチ
冬のソナタ 39」を市場投入、また12月からは「ぱちんこ テラフォーマーズ」を全国導入するなど、こうした新製品の投入寄与に期待がかかる趨勢となっている。
京楽産業.の16年6月期業績は、売上高が前年比68.9%減の339億6,400万円と大幅減となった。利益面でも、営業利益以下全て欠損転落となり、営業利益では242億800万円の欠損(前年は11億1,400万円の黒字)、経常利益は245億7,200万円の欠損(同107億4,300万円の黒字)、純利益では277億2,900万円の欠損(同43億2,900万円の黒字)となった。
なお「ちょいパチ」とは、射幸性を低く設定した新区分の遊技機。従来機よりも当たりやすい設定とすることで長時間遊ぶことができ、一方で短時間でも大当たりを引きやすく、新規ユーザーにも間口を広げているのが特徴となっている。また「ちょいパチ」は4円パチンコとして導入されており、遊技人口のニーズが4円パチンコから1円パチンコへ流れる中、低貸し化に歯止めをかける戦略機種とも位置付けられている。
1952年に京楽遊機制作所として発足、1961年に京楽産業として設立された。また1969年には、遊技機用パルス発生器を業界で初めて開発するなどの実績も上げている。拠点面では本社、天白工場(名古屋市天白区)、恵比寿オフィス(東京都渋谷区)のほか、全国に多数の支店・営業所、販売店を抱える。
また関連会社としては、グループ持ち株会社の京楽産業ホールディングス(名古屋市天白区)、パチンコ遊技機開発・製造・販売のオッケー.(名古屋市天白区)、液晶表示装置開発のほか遊技機向け映像製作の京楽ピクチャーズ.(東京都渋谷区)、遊技機筐体・部品開発のKYORAKU AMAZE MAGICS(名古屋市名東区)、遊技機向け電子部品製造のニッコウ電機(名古屋市天白区)、補給機器・周辺機器開発・販売のほか遊技場経営も手掛ける京楽(名古屋市天白区)などがある。
◇最近2期の比較損益計算書(単位:百万円)
科 目 |
15年6月期 |
16年6月期 |
売上高 |
109,227 |
33,964 |
売上原価 |
64,392 |
22,800 |
売上総利益 |
44,834 |
11,163 |
販売費、一般管理費 |
43,720 |
35,371 |
営業利益 |
1,114 |
-24,208 |
営業外収益 |
10,639 |
799 |
営業外費用 |
1,010 |
1,163 |
経常利益 |
10,743 |
-24,572 |
特別損失 |
3,446 |
1,259 |
税引前当期純利益 |
7,297 |
-25,832 |
法人、住民、事業税 |
1,259 |
37 |
法人税等調整額 |
1,707 |
1,859 |
当期純利益 |
4,329 |
-27,729 |
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