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企業動向記事
<カトーレック>(非上場) 
基板実装。インドに生産進出
2017年3月8日
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本   社 東京都江東区枝川2−8−7
T E L 03−5683−7000  資 本 金 7,600万円
代 表 者 加藤 英輔氏 従 業 員 6,800人(連結)
業   種 EMS、物流
業   積 16年3月期売上高 816億円(グループ)
 基板実装(EMS)を中身とするエレクトロニクス事業を主力に、物流業務も手がける。基板実装でインドに生産進出する。車載向けの基板実装および車載機器の受託生産を行う予定で、現地ローカルと合弁で現地法人を設立する。法人設立および工場稼働のタイミングについては現在詰めている。

 現地法人の社名は「Minda Katolec Electronics Service Private Limited.」で、資本金は4億インドルピー(約7億円)、現地ローカルのMinda Industries Limited(ミンダ・インダストリーズ社)が51%、カトーレックが49%を出資する予定。生産拠点はインド共和国マハラシュトラ州プネーに置く計画。合弁相手のミンダ・インダストリーズは、現地大手UNO MINDAグループの中核企業で、自動車メーカー向けに自動車部品を製造、インド市場に強い販路を持つ。

 カトーレックは、自動車のフロントパネル、バッテリーセンサー、スマートキーなど車載機器のほか、民生・産業機器も含め幅広い分野でプリント基板実装や完成品組立をグローバルに受託している。海外には、インドネシア、フィリピン、タイ、中国(蘇州、広州)、ベトナム、マレーシア、メキシコ(2工場)などに工場を、米国に事務所を抱えており、インドは9カ国目、12番目の工場となる。

 カトーレックは、1877年の創業で、当初は船による運送の回漕業を行っており、エレクトロニクスへの参入は1980年に大手電機メーカーからの委託を受けて電子部品の組み立てを始めたのがきっかけだった。前16年3月期連結売上高は816億円、今期も増収見通しで、前期の売り上げ構成は海外エレクトロニクスが58%、国内エレクトロニクスが14%、ロジスティクス(物流)が28%だった。

 エレクトロニクス事業はEMS(プリント基板実装)が主な中身となっている。EMSは、セットメーカーのアウトソーシングの受託という位置づけで、自動車市場向けのほか、VTR、ビデオカメラなどAV機器、洗濯機や乾燥機など家電、プリンタなど事務機器、HDD,美容機器など製品用途は幅広い。

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