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<セコニックホールディングス>(7758、東証2部) |
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長野の工場閉鎖。再編 |
2017年10月11日 |
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全額出資の事業子会社、セコニック(東京都練馬区)の安曇野事業所(長野県北安曇郡池田町)を今期末の2018年3月末をメドに閉鎖、グループ内で再編する。業務の効率化が狙いで、セコニック安曇野事業所で手がけていた精密・情報機器の開発・生産事業は、セコニック電子(福島県下郷町)およびセコニックグループの中国恵州子会社に移管、集約する。
事業会社のセコニックは、露出計、光学式マーク読取装置(OMR)、電子式温湿度記録計など光学電子情報機器、複写機など事務機器、基板実装、ハーネス加工などを行っていた。前17年3月期売上高は43億800万円で、セコニックホールディングスの前期連結売上高としては78億8,700万円だったから、その過半を占めていた。
セコニック全体ではおよそ従業員100人がいたが、安曇野事業所にはおよそ35人を抱えていた。安曇野事業所の従業員については、原則的にセコニックの本社および移管先のセコニック電子あるいは中国などへ異動することになる。安曇野事業所の跡地利用については未定。セコニックは本社と安曇野事業所という体制だったため、今後は本社で開発と製品販売を行い、生産はセコニックグループの各工場に委託するという図式となる。
なおセコニックホールディングスとしては、昨年10月にも子会社のセコニック電子がプリント基板の国内実装事業を北部通信工業(福島県福島市)に譲渡しており、再編が相次ぐ形となる。ちなみにセコニックホールディングスは、TCSホールディングス(東京都中央区)のグループ会社で、北部通信工業もこのTCSホールディングスの傘下企業。
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