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<富士機械製造>(6134) |
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基板部品挿入機市場に再参入 |
2018年1月19日 |
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基板部品挿入機市場に再参入する。富士機械製造では、もともと部品挿入機を手がけていたが、市場に基板表面実装のニーズが強まるなか、近年は表面実装機(マウンタ)のみを製造、販売するようになっていた。しかしリード部品で構成されるプリント基板もまだまだ多く、基板のスルホールに装着する挿入機のニーズは今後も継続的にあると判断した。一方業績面では、ユーザーの投資拡大に牽引され、今18年3月期の9月中間業績は売上高が前年同期比4割増、利益は最終で2.4倍増と躍進している。
基板の部品挿入機としては、オートインサータ「sFAB−α(エスファブ・アルファ)」を開発、今年4月から受注開始する。同品は、ラジアル部品、アキシャル部品、ジャンパー線を1台で高速挿入することが可能で、20種の部品が搭載可能となっている。表面実装機(マウンタ)と組み合わせて使用することも可能で、効率化につながる。
富士機械製造は、今年4月から「FUJI」に社名変更することを決めている。18年度に創業60周年を迎えるなかで、海外売り上げが全体の8割を占めていることもあり、社名をブランド名と統一させ、グローバル体制をさらに強化させていく狙いがある。事業はマウンタ、スクリーン印刷機など電子部品組立機のロボットソリューションと、NC旋盤やデザインチャックなど工作機械が2本柱で、ロボットソリューションは岡崎工場(愛知県岡崎市)で、工作機械は藤岡工場(愛知県豊田市)で主に生産している。
今18年3月期の9月中間業績は、売上高が前年同期比40.0%増の593億5,200万円となり、経常利益と当期利益はともに同2.4倍増で、それぞれ111億9,600万円、78億8,400万円だった。スマホ、車載、家電、IoT関連機器の投資拡大などに牽引され、ロボットソリューション事業が伸びた。
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