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<マルマエ>(6264、東証2部) |
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今期1Qは前年同期比7割増 |
2018年1月10日 |
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18年8月期の第1四半期(17年9〜11月)業績は、売上高が前年同期比7割増、当期純利益は同3倍増と躍進している。半導体およびFPD需要の拡大から投資が拡大しており、製造装置向け精密部品加工受注などが急増している。
半導体市場では3DNANDフラッシュメモリの生産投資が拡大、FPDでは量産の主流が中小型パネルにおいて液晶から有機ELに移行する一方、大型液晶では中国市場向け10.5世代での投資が拡大、これら製造装置向け受注がそれぞれ伸びた。
今期の第1四半期業績は、売上高が前年同期比69.2%増の10億4,500万円、経常利益は2.8倍増の3億1,600万円、当期利益は2.9倍増の2億2,000万円となった。ちなみにマルマエは4年前の14年8月期はまだ年間売上高が10億円台で、今期はほぼ四半期で当時の年間売上高に迫るレベルになってきている。
今期の通期予想は売上高40億円、経常利益9億8,000万円、当期利益6億6,800万円で今のところ期初予想から変えていない。
一方マルマエでは、こうした需要増に対応、本社近隣の鹿児島県出水市に新工場を確保しており、今年4月末から一部稼働する予定となっている。これはパイオニアプラズマディスプレイの休止工場を譲り受けた形で、敷地7万2,330平方メートル、建物は7階建てで延べ床面積7万4,970平方メートルという規模で、まずは1階部分1万平方メートルを半導体製造装置向け真空パーツ工場として活用していく見通し。
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