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<ミナトホールディングス>(6862、ジャスダック) |
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拡大のなか新たな資本業務提携 |
2018年4月24日 |
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タッチパネルおよびデジタルサイネージ事業の強化を狙いに、サイン事業などを手がける日本サインホールディングス(東京都中央区)に出資する。5月10日付で40%余の株式を握り持分法適用会社として位置づけるが、同時に新株予約券も取得、この権利行使を行うと議決権ベースで発行済み株式の過半を握る。
ミナトホールディングスは、M&Aの寄与などにより、業績が一変している。17年3月期には売上高が対前期比で3.7倍増の79億8,100万円と急拡大、利益面でも最終で6年ぶりの黒字となる1,100万円の利益回復を果たした。18年3月期もさらに続伸見通しとなっている。
増収寄与はM&Aによるものが大きく、システム開発とタッチパネル製造のイーアイティー(東京都文京区)、産業用半導体デバイスの製造・販売のサンマックス・テクノロジーズ(東京都中央区)などを買収したほか、一部事業の取得などもあり、事業拡大につなげた。今回の買収もこうした経営戦略の一環。
今回資本参加を決めた日本サインホールディングスは、事業会社の日本サイン(大阪市西区)を通じて、全国の鉄道、ホテル、商業施設など向けにサイン事業、広告事業を展開している。ミナトホールディングスとしては、この販路を活用して、自社のタッチパネル・デジタルサイネージの拡販につなげる狙い。東京オリンピックの開催などを控え、既存の施設では看板のデジタル化、タッチパネル化ニーズが大きいとしており、対応していく。
日本サインホールディングスは、17年8月期売上高は14億600万円という規模だった。同社は株式公開にも意欲を示しており、ミナトホールディングスは同社を子会社化の方向ではあるが、持株比率をさらに上げるのではなく、同社としてIPOを目指すのを支援していく方向。
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