電機・エレクトロニクス業界のニュースサイト・倒産情報/クリアリーフ総研


 
 
電機業界 企業分析電機業界 企業動向電機業界 新製品情報クリアリーフ総研 特集電機業界 中国情報電機業界 マクロ経済電機業界 倒産・速報/不渡り・情報電機業界 企業データベース・製品データベース  
企業動向記事
  会員サイトには、日立ハイテクノロジーズの過去記事、会社概況のデータベースや検索システムもあります。
<日立ハイテクノロジーズ>(8036) 
タイで新規ビジネスに参入
2018年7月19日
会員サイトの試読はこちらから
 タイで新規ビジネスに参入する。現地のチョンブリ県に日立ハイテクノロジーズが工場スペースを確保、これをタイ進出を目指す日系企業などにシェア工場としてレンタルするというもの。シェア工場(スマートファクトリー)サービス事業として位置づけており、こうした工場をレンタルするというビジネスを日立ハイテクノロジーズが手がけるのはまったくの初めてで、参入となる。

 工場レンタルに関しては、必要に応じて日立ハイテクノロジーズ製品の装置などのレンタルも行うほか、もともと日立ハイテクノロジーズが電子部品商社ビジネスも展開しているところから、現地での各社電子部品・電子材料調達なども支援する。

 また現地での従業員の雇用や経理業務などもバックアップ、さらに最新の多視点カメラや高度画像圧縮システムなどIoT先端技術を導入することで日本からの遠隔監視、生産状況・検査データの閲覧、担当者への指示なども行えるようにした。大規模な進出ができない中小企業向けに、タイ進出をオールラウンドにサポートしていく新ビジネスとなっている。

 現地で確保した工場は、タイのチョンブリ県アマタシティー工業団地内の工場棟で、延べ床面積は2,400平方メートル。またこのビジネスを行う現地法人も現地企業との合弁で設立しており、社名は「Hitachi High-Tech Amata Smart Services Co., Ltd.」、資本金は4,000万バーツ(1億3,500万円)。現地法人は、日立ハイテクノロジーズのシンガポール子会社などが出資しており、日立ハイテクノロジーズグループが75%、タイの工業団地開発大手のアマタ社(Amata Corporation Public Company Limited)が25%を出資する。

 ちなみに日立ハイテクノロジーズは、自身の生産拠点としてはタイに工場はなく、新ビジネスでタイに初の合弁子会社を設立した形となった。

無料試読案内 クリアリーフ総研
【会社概況検索】 エレサーチ
 
 
株式会社クリアリーフ総研   〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-14-19 小林第2ビル   Tel(03)5337-9446
Copyright (c) 2010 Clearleaf soken co., ltd. All Right Reserved.