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<アピックヤマダ>(6300、東証2部) 
半導体市場環境に変化
2018年10月29日
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 市場環境が不透明になってきている。ユーザーである半導体メーカーが今後の需要動向を確認するため投資を先送りしていることなどが背景。こうしたことから、今19年3月期の業績予想を下方修正した。

 半導体市場の不透明感だけでなく、部材の調達難という問題も出ている。これは工作機械業界が活況に推移するなか、ガイド部品やボールねじなど部材の調達難が続いており、アピックヤマダにおいても部品の調達難が発生しているというもの。代替品への切り替えなどで対応しているものの、製品の納期遅れにつながっている。

 こうしたことから、9月中間業績予想を下方修正した。9月中間では、これまでは前年同期比で増収となる一方、利益面でも欠損幅を大きく縮小する見通しだったが、一転して、減収と欠損幅拡大となる。

 一方四半期ベースでは改善もみえる。今期の第1四半期(4〜6月)は売上高が前年同期比23.8%減の14億4,700万円だったが、第2四半期(7〜9月)は同17.7%減の23億300万円となる見通しで、利益も第1四半期は3億7,100万円の赤字だったが、第2四半期だけだと9,900万円の赤字となる。

 ただ通期では、現在の受注ずれ込み分を今期中にすべて解消することまでは難しいとみている。このため通期業績については、9月中間での予想ずれ込み分をほぼそのままスライドする形で下方修正した。この結果、最終利益は黒字はギリギリで確保するものの、収支トントンにまで低迷する。

◇2019年3月期9月中間業績予想修正
連結(百万円) 売上高 経常利益 当期利益
従来予想 5,600 −20 −70
今回修正 3,750 −450 −470
(参考)
前年同期実績 4,699 −247 −429

◇2019年3月期業績予想修正
連結(百万円) 売上高 経常利益 当期利益
従来予想 12,600 490 400
今回修正 11,350 60
(参考)
前期実績 12,665 248 46


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