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| ＜コニカミノルタ＞（４９０２） |
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| 有機ＥＬ照明事業を方向転換 |
| ２０１９年４月２６日 |
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有機ＥＬ照明事業において、注力分野をこれまでの車載照明分野から、商品パッケージ、販促用カード、グリーティングカードなど「光るスマートプリンティング」事業に転換していく。コニカミノルタでは、紙のように薄いフレキシブル有機ＥＬ照明パネルを利用して、これまでにない光る印刷物を実現するソリューションビジネスとして「スマートプリンティング事業」を位置づけ、強化していく構え。
コニカミノルタは、２０１７年にパイオニア（東京都文京区）と折半出資で「コニカミノルタパイオニアＯＬＥＤ」を設立、同社を中心に有機ＥＬ事業に取り組んでいた。しかしパイオニアが香港投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア（略称ＢＰＥＡ）の完全傘下に入り上場を廃止、自動運転対応などの車載機器ビジネスに注力するなか、４月１６日付で合弁契約を解消した。
これによりコニカミノルタパイオニアＯＬＥＤは、コニカミノルタの全額出資子会社となり、同時に社名を「コニカミノルタＯＬＥＤ」に改称した。伴って今後は、有機ＥＬにおいてスマートプリンティング分野で新たな価値を創造、自身の成長事業であるの高付加価値印刷とのシナジーによって事業拡大を目指すことになった。
スマートプリンティング市場は、コニカミノルタのフレキシブル有機ＥＬ照明パネルの強みである「薄い・軽い・曲がる」特徴が生かせる市場であり、コニカミノルタ独自のロール・ツー・ロールの生産方式によるコスト面での優位性があることから、パイオニアとの合弁解消を機に車載から転換して、有機ＥＬ事業の新たなターゲットとして位置づける。
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