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<黒田電気>(非上場) |
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電子部品商社。期初から再編 |
2020年8月12日 |
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本 社 |
大阪府大阪市淀川区木川東4−11−3 |
T E L |
06−6303−1300 |
資 本 金 |
100億4,500万円 |
代 表 者 |
細川 浩一氏 |
従 業 員 |
301人 |
業 種 |
電気材料、電子部品等販売 |
業 績 |
20年3月期売上高 単独659億4,500万円 |
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電子部品・材料商社。今期期初の2020年4月1日付で、持ち株会社制へ移行しており、グループの管理業務を持ち株会社へ移管し、自身は国内商社業務に専念するという再編を行った。一方前期の20年3月期業績は引き続き2ケタ減収にとどまり、利益面でも営業欠損に転落している。
再編では、持ち株会社の黒田グループ(東京都品川区)の傘下に、国内商社事業の黒田電気、国内製造事業の黒田テクノ(横浜市港北区)およびコムラテック(大阪府東大阪市)などのほか、海外法人が収まるという体制に移行した。
商社事業、製造事業を並列配置することで、経営課題への対応力強化、経営資源の効率的な配置、人材活用の強化を狙ったもの。このためグループとしてはメーカー機能を持つ商社という体制で変わらないが、黒田電気としては電子部品・材料の専業商社となっている。
20年3月期は、売上高は前年比17.2%減の659億4,500万円となった。前述再編は今期からのため、再編による影響はなく、販売の減少がそのまま響いた形。売り上げの不足から、営業利益段階では欠損に転落、1億1,000万円の赤字(前年は7億2,800万円の黒字)となった。ただ106億円の営業外収益を計上したことで、経常利益段階以降は黒字を確保して、逆に増益になっている。
◇比較損益計算書(単位:百万円)
科 目 |
18年3月期 |
19年3月期 |
20年3月期 |
売上高 |
91,825 |
79,548 |
65,945 |
売上原価 |
83,225 |
71,587 |
59,154 |
売上総利益 |
8,599 |
7,961 |
6,790 |
販売費・一般管理費 |
7,631 |
7,233 |
6,901 |
営業利益 |
968 |
728 |
-110 |
営業外収益 |
2,176 |
914 |
10,672 |
営業外費用 |
238 |
460 |
343 |
経常利益 |
2,905 |
1,181 |
10,218 |
特別利益 |
− |
1,427 |
889 |
特別損失 |
1,470 |
281 |
1,665 |
税引前当期純利益 |
1,435 |
2,327 |
9,442 |
法人、住民、事業税 |
47 |
603 |
154 |
法人税等調整額 |
-94 |
-37 |
15 |
当期純利益 |
1,482 |
1,761 |
9,272 |
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