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<メイコー>(6787、ジャスダック) |
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9月中間大幅減益だが、回復見込む |
2020年11月12日 |
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21年3月期の9月中間業績は2ケタ減収の一方、当期利益が前年同期比92%減となるなど大幅減益だったが、市場環境そのものは第1四半期(4〜6月)に底を打ったとみている。下期には回復基調となり、通期では対前期比で増収増益に転じるという見通しを示した。
今期後半は、前期にベトナムでEMS工場を買収した寄与もありEMS事業が拡大するほか、5G関連投資が活発なことからスマホやタブレット向けなど5G関連の基板が伸びるとみる。また車載基板も9月中間は減収だったが、受注が戻りつつあるとみている。このため下期には9月中間の不振を挽回、通期予想についても上方修正した。前期が減収減益だったという背景はあるが、今期は減収減益予想から一転、増収増益見通しとなった。
メイコーの前年20年3月期は、期末に新型コロナウイルスの影響で量産拠点の中国武漢工場が3月下旬までおよそ2カ月間にわたり生産停止に追い込まれ、中国広州工場も2月上旬のほぼ10日間生産が止まるなど逆境だった。今期も前半はコロナの影響が残る形となったが、不透明感はまだ強いものの、徐々に影響は脱していくという見通し。
今期の9月中間は、売上高が前年同期比10.0%減の532億3,600万円、経常利益は同81.5%減の5億6,000万円、当期利益は同91.8%減の1億9,400万円だった。しかし上期の売り上げとしては、第1四半期が243億円にとどまり近年では最低水準だったが、第2四半期は289億円に戻しており、上期の532億円余に対して下期は628億円にまで売り上げが回復するとみている。下期だけでスマホ・タブレット向けは上期比で34%増の170億円の売り上げを見込む。
◇今21年3月期業績予想
連結(百万円) |
売上高 |
経常利益 |
当期利益 |
従来予想 |
110,000 |
2,500 |
1,700 |
今回修正 |
116,000 |
3,500 |
2,700 |
(参考) |
前期実績 |
115,479 |
4,789 |
2,586 |
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