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<ダイヤメット>(非上場) |
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民事再生。前三菱マテリアル子会社 |
2020年12月22日 |
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本 社 |
新潟県新潟市東区小金町3−1−1 |
T E L |
025−275−0111 |
資 本 金 |
117億5000万円 |
代 表 者 |
鶴巻 二三男氏 |
従 業 員 |
1,100人 |
業 種 |
焼結機械部品、含油軸受、粉末冶金製品の製造、販売 |
業 積 |
20年3月期売上高 200億6,700万円 |
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焼結部品製造。子会社の(株)ピーエムテクノ(新潟市東区平和町、従業員120人)とともに、12月21日付で東京地裁へ民事再生法の適用を申請、同日財産保全命令も受けた。申請代理人は、進士肇弁護士(篠崎・進士法律事務所、TEL(再生推進室)025−275−0110)、監督委員には土岐敦司弁護士(明哲綜合法律事務所、TEL03−3527−2121)が選任されている。負債はダイヤメットが578億円、ピーエムテクノが26億円で、2社合算で604億円。2020年の倒産としては負債額最大となった。
今年9月30日付企業動向欄三菱マテリアルの項で既報のように、もともとダイヤメットは三菱マテリアルの全額出資子会社だったが、業績不振から三菱マテリアルは既に保有する全株式を投資ファンドのエンデバー・ユナイテッド(東京都千代田区)に売却しており、現在はエンデバー・ユナイテッドの全額出資子会社という位置づけ。
今後については、ダイヤメットは改めてエンデバー・ユナイテッドとスポンサー契約を結び、同社傘下で再建を目指すことになっている。ファンド傘下で当面の運転資金は確保しているとするものの、自力での再建は困難と判断、民事再生での立て直しを図ることになった。
ダイヤメットは、2005年に三菱マテリアルの燃結部品事業が分社化される形で設立され、当初は三菱マテリアルとプランゼー・ホールディングス社との共同出資会社として、三菱マテリアルPMGという社名だった。その後2009年に三菱マテリアルの全額出資子会社となり、社名も現在名に変更していた。なお子会社のピーエムテクノは、2000年にダイヤメットの全額出資子会社として設立されており、ダイヤメットからの受注で、自動車用燃結部品の研削などを行っている。
モータ軸受やエンジン部品などの自動車用部品を主力に、輸送機械用部品、農業機械用部品などの製造を行い、2020年3月期には200億6,700万円の売上高をあげていたが、過年度に品質問題でトラブルがあったこともあり、採算が悪化しており、厳しい経営状態が続いていた。
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