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<堀正工業>(非上場) |
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続報。今日にも破産か |
2023年7月24日 |
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過去記事 |
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開店休業状態(2023年6月12日付企業動向欄) |
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堀正工業の経営行き詰まり(2023年6月9日付企業動向欄) |
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本 社 |
東京都品川区西五反田1−23−9 りそな五反田ビル |
T E L |
03−5437−6361 |
資 本 金 |
2,000万円 |
代 表 者 |
堀 雅晴氏 |
従 業 員 |
45人 |
業 種 |
ベアリング、産業機器販売 |
業 積 |
22年9月期売上高 68億円 |
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ベアリング販売を主力に、真空機器など産業機器、サーボモータシステムなど販売も行う。
既報のように開店休業状態になっていたなか、早ければ今日7月24日にも破産を申請する。事後処理を受任している弁護士サイドでは「早ければ今日、遅くとも週内には破産を申し立てる」とコメントしている。
一方堀正工業の本社は、24日午前の段階でまだ社員が出社しており、連絡がとれる。ただ事業は行っておらず、事後処理のためのみに数名の社員が出社している形。弊社サイトでも既報のように、6月上旬から事実上事業閉鎖状態にあるなか、電話対応などのために数人が出社を続けている。出社している社員は「正式には聞いていないが、破産の方向と認識している」と述べている。
堀正工業は、経営陣によって多額の粉飾決算が行われていたことが既に明らかになっている。代表者が経営しているグループ会社が10社程度あり、金融機関からの融資がこれらグループ会社に流出していたという疑惑があり、このため負債が膨らんでいる。負債については300億円程度とみられており、この債務処理について、6月8日までに大野了一弁護士(虎ノ門南法律事務所、TEL03−3502−6294)に処理が委任されていた。
弁護士および会社側では、当初はスポンサーを確保して民事再生による再出発を目指していたが、資金の不鮮明な流出などの調査にさらに時間を要するところから、民事再生による再建を断念した。
堀正工業は、1933年創業、48年設立。ベアリングの販売などを行い、NTNの代理店として同社製品を扱っていたほか、ベアリングは中国製品なども扱っていた。またNTN製品としては、独立電源型のグリーンパワーステーションなども販売していた。会社側の発表ベースだと、21年9月期は売上高63億円、当期利益も3億7,200万円を計上、22年9月期も半導体市場向けなどに活況で売上高68億円という事業規模があったことになっている。
続報(7月24日付破産手続き開始決定)
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