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(プリント基板の新潟クオリティサプライ倒産情報)


 
 
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企業動向記事
<新潟クオリティサプライ>(非上場) 
続報。プリント配線板
2023年12月4日
過去記事 財産保全命令の速報(2023年12月1日付会員サイトで速報)
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本   社 新潟県南蒲原郡田上町大字川船河1693
T E L 0256−52−1028 資 本 金 8,800万円
代 表 者 桑原 秀幸氏 従 業 員 40人
業   種 プリント配線板の製造、販売
業   積 23年3月期売上高 4億7,000万円
 プリント配線板メーカー。12月1日時点では会社とはまだ連絡がとれたが、4日時点では電話はコールするが誰も出ない状態が続いている。負債はおよそ6億6,000万円。12月1日付で新潟地裁から財産保全命令を受けているなか、今後スポンサーが現れれば事業譲渡するが、現実的にはこのまま破産となる可能性が高い。

 一般的には、保全命令は事業継続を前提とした場合の民事再生において出るが、新潟クォリティサプライにおいては先に財産保全の申し立てを行い、開始命令を受けた形となっている。
今後はスポンサーが現れれば事業譲渡するが、現実的にはこのまま破産となる可能性が高く、その場合には年明けから2月にかけて破産申し立てとなる見通し。

 本来ならばすぐに破産を申請するケースだったが、事業継続の一縷の可能性を求めて、財産保全だけを先に申請したという形。弁護士も「一般的ではないが最近少しずつ出ている手法」と説明している。

 保全の申請代理人は野泰夫弁護士(野泰夫法律事務所、TEL025−224−9504)、保全管理人には伊津良治弁護士(伊津・五十嵐法律事務所、TEL025−228−0740)が選任されている。12月1日時点では会社とはまだ連絡がとれたが、4日時点では電話はコールするが誰も出ない状態が続いている。
負債はおよそ6億6,000万円。

 1992年8月に設立され、プリント配線板の専業メーカーで、基板の一貫生産を行っていた。自動車市場向けのプリント基板製造を主力としていたが、AV機器、携帯電話など移動体通信機器、情報機器向けなど向けにも幅広く対応、日本シイエムケイを主力取引先として抱えていた。

 かつては年間で10億円以上の売上高があったが、徐々に減少、近年は新型コロナウイルスの影響に加えて、半導体不足から自動車メーカー向けの受注が先送りになるなど影響を受け、業績が悪化していた。23年3月期売上高は4億7,000万円にとどまり、資金ショートして自力での立て直しを断念した。

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