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| ＜日本航空電子工業＞（６８０７） |
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| 京セラが筆頭株主に。資本業務提携 |
| ２０２５年１０月３１日 |
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京セラと資本業務提携した。日本航空電子工業は、現在はＮＥＣが筆頭株主で発行済み株式の３３．５１％を握るが、このうち３３％分が京セラに譲渡される。これにより京セラが発行済み株式の３３％を握る筆頭株主となり、ＮＥＣは０．５１％を保有するのみとなる。１０月３０日付で契約、株式異動は同３１日付で実施される。
日本航空電子工業としては、産機・インフラ市場の需要減速やスマートフォン市場の停滞などの市場環境の変化が続き、海外市場拡大の取り組み成果の実現が遅れなどが経営課題となっていた。
こうしたなかで、京セラとの提携を通じて、同社の持つ海外販売網や生産拠点、設計リソースを活用することでコネク タ事業の成長を実現していくことが可能になると考え、京セラとの提携関係を構築する。
京セラとは、同社米国子会社、KYOCERA AVX Components Corporation（略称ＫＡＶＸ）のチェコ工場に、今年６月に欧州自動車向けコネクタの製造を委託するなど既に提携関係がある。
今後は、このＫＡＶＸチェコ工場への製造委託品種の拡大、その他の京セラ海外生産拠点を活用したコネクタ製品の製造委託、さらには欧州における自動車市場・産機市場に対する京セラグループの販売チャネルを活用した自社のコネクタ製品販売強化などを進める計画。さらに両社は製品の共同開発なども視野に入れている。
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